雪かき作業中に事故が発生したことを身近な人に伝えるアプリ
(スマホ内のセンサーで、人が動作していない状態を検知したら、指定したアドレスにメールを送信します)
アプリの紹介
雪国では、雪かき作業中の事故が大きな問題になっています。
雪下ろし作業中に屋根やはしごから転落したり、雪かき中に発症したり、屋根からの落雪に埋まったり・・発見が遅れてしまったために、死亡したり、重症にいたるケースが多く発生しています。
「雪かきは2人以上で」が基本ですが、過疎化、高齢化が進む雪国では、年配者が一人で作業せざるをえないというのが現実。せめて事故を早期発見することができれば、死亡事故や重傷事故を減らすことができるのに・・
今は多くの人がスマートフォンを使っています。そこで、雪かき作業にスマートフォンを携帯してもらい、「一定時間動いていない状態を検知したら、事前に登録した身近な人に自動的に電子メールを送信する」という雪かき安全アラート(スマホアプリ)を開発しました。
アラート設定
❶定型文/カスタム
スマホが一定時間動いていない状態を検知したとき、配信されるメールの件名とメッセージを設定します。定型文(デフォルトで定型文が入力済)かカスタム(自分で自由に入力)を選択します。
❷名前(雪かきをする本人)
このスマホを携帯して雪かきをする人の名前を入力します。
定型文のメッセージのみに反映されます。
❸このスマホの電話番号
このスマホの電話番号を入力します。
定型文のメッセージのみに反映されます。
❹件名
配信されるメールの件名を入力します。
定型文の場合は「【SOS】○○さんの安否を確認してください」と表示され、「○○さん」に ❷名前 が入力されます。件名を変更したい場合、❶カスタム を選択すると自由に入力できます。
❺メッセージ
配信されるメールの本文を入力します。
定型文の場合は「雪かき作業中の○○さんの動作が検知されません。至急、下記番号に連絡し、安否を確認してください。xxx-xxxx-xxxx」と表示され、❷名前 と❸スマホの電話番号 が自動的に入力されます。変更したい場合、❶カスタム を選択すると自由に入力できます。
送信先の登録
送信先
SOSメールの送信先の名前とメールアドレスを入力します。10件まで登録できます。
センサー設定
❶動作なしと検知するまでの時間
SOSメールの送信先のメールアドレスを入力します。
「電話発信先(電話番号)」(1件)
「SMS送信先(電話番号)」(5件まで)
❷「SMSで送信するメッセージ」を入力します。
❸「SMSで送信するメッセージ」を入力します。
デフォルトでは「SOS」というメッセ―ジが送信されます。
デフォルトでは「SOS」というメッセ―ジが送信されます。
❹「SOS発信待機時間」(秒)を設定します。
この時間分「動作なし」が続くとSOS(事故発生)と認識し、「SOSを送信します」とアナウンスされます。
❺「SOS発信前確認時間」(秒)を設定します。
上記❹の状態の後から、この時間分「動作なし」が続くと「事故発生(トラブル発生中)」と認識し、電話及びSMSで通知します。
❻スライドバーで加速度センサーの感度を設定します。
スマホによって感度は異なるので、事前に反応を確認してください。
❼設定が完了したら、画面右上の「保存」を押します。
使い方
❶雪かき作業前にトップ画面の「雪かき開始」ボタンを押します。
設定した「SOS発信待機時間」からカウントダウンが始ります。「雪かき完了」ボタンを押すとトップ画面(初期状態)に戻ります。
❷動作なしの状態が「SOS発信待機時間」続いたら(カウントがゼロになったら)「SOSを送信します」とアナウンスされます。
❸設定した「SOS発信前確認時間」からカウントダウンが始ります。
加速度センサーが「動作」を感知すると、❶の「雪かき開始」ボタンを押した状態に戻ります。「通知停止」ボタンを押すとトップ画面(初期状態)に戻ります。
❹さらに動作なしの状態が「SOS発信前確認時間」続いたら「事故発生(トラブル発生中)」と認識し、アラートを鳴らして、設定してある送信先に電話の発信及びSMSの送信を行います。
❺「通知停止」ボタンを押すと最初の状態に戻ります。