雪かき安全アプリ for Android

雪かき作業中に事故が発生したことを身近な人に伝えるアプリ

(加速度センサーで人が動作していない状態を検知し、SMSと電話で知らせます) 

 

アプリの紹介


雪国では、雪かき作業中の事故が大きな問題になっています。

雪下ろし作業中に屋根やはしごから転落したり、雪かき中に発症したり、屋根からの落雪に埋まったり・・

発見が遅れてしまったために、死亡したり、重症にいたるケースが多く発生しています。

 

「雪かきは2人以上で」が基本ですが、過疎化、高齢化が進む雪国では、年配者が一人で作業せざるをえないというのが現実。

せめて事故を早期発見することができれば、死亡事故や重傷事故を減らすことができるのに・・

 

今は多くの人がスマートフォンを使っています。

そこで、雪かき作業にスマートフォンを携帯してもらい、「一定時間動いていない状態を検知したら、事前に登録された身近な人に自動的にSMS及び電話で事故の発生を通知する」という雪かき安全アプリを開発しました。

※(一社)北陸地域づくり協会の第23回研究所関事業を活用しました。

 

【インストール時の注意】

アプリの機能上、インストール時に以下のメッセージが表示されます。「許可します」と設定してください。

■ 雪かきアプリにSMSメッセージの発信と表示を許可しますか?

■ 雪かきアプリに電話の発信と管理を許可しますか?

■ 雪かきアプリに連絡先へのアクセスを許可しますか?


ダウンロード
雪かき安全アプリ for Andoroid
yukikaki.apk
apk ファイル 1.7 MB

設定方法


スマホの「メディア」のボリュームを最大にします。

 この設定がアナウンス及びアラートの音量になります。



設定画面で、事故発生時に送信する連絡先を入力します。

 「電話発信先(電話番号)」(1件)

 「SMS送信先(電話番号)」(5件まで)

 

「SMSで送信するメッセージ」を入力します。

 デフォルトでは「SOS」というメッセ―ジが送信されます。

 

SOS発信待機時間」(秒)を設定します。

 この時間分「動作なし」が続くとSOS(事故発生)と認識し、「SOSを送信します」とアナウンスされます。

 

SOS発信前確認時間」(秒)を設定します。

 上記❹の状態の後から、この時間分「動作なし」が続くと「事故発生(トラブル発生中)」と認識し、電話及びSMSで通知します。

 

❻スライドバーで加速度センサーの感度を設定します。

 スマホによって感度は異なるので、事前に反応を確認してください。

 

設定が完了したら、画面右上の「保存」を押します。


使い方


雪かき作業前にトップ画面の「雪かき開始」ボタンを押します。

 設定したSOS発信待機時間」からカウントダウンが始ります。「雪かき完了」ボタンを押すとトップ画面(初期状態)に戻ります。



❷動作なしの状態が「SOS発信待機時間」続いたら(カウントがゼロになったら)「SOSを送信します」とアナウンスされます。

 

設定したSOS発信前確認時間」からカウントダウンが始ります。

 加速度センサーが「動作」を感知すると、❶の「雪かき開始」ボタンを押した状態に戻ります。「通知停止」ボタンを押すとトップ画面(初期状態)に戻ります。



❹さらに動作なしの状態が「SOS発信前確認時間」続いたら「事故発生(トラブル発生中)」と認識し、アラートを鳴らして、設定してある送信先に電話の発信及びSMSの送信を行います。

 

「通知停止」ボタンを押すと最初の状態に戻ります。