
研修会の概要
対象者: 地域の防災活動の要となる自主防災組織、防災士の皆さん、避難所となる施設の管理者、そして市の担当職員
日時/場所:
【新井地区】令和7年8月9日(土)午前・午後 @ 妙高市総合体育館 はね馬アリーナ
【高原地区】令和7年8月30日(土)午前 @ 妙高高原メッセ
【妙高地区】令和7年8月30日(土)午後 @ 妙高ふれあいパーク

1.講話「避難所生活の役割を考える」
まず講話では、災害時に避難所を立ち上げ、運営していくことの重要性や、そのために必要な体制づくりについてお話しました。 「誰が」「何を」「いつ」行うのか?混乱した状況下でも、一人ひとりが自分の役割を認識し、主体的に行動できる「自主運営」の体制を築くことの大切さを再確認しました。
2.グループワーク
講話の後は、各避難所ごとにグループワークを行いました。
参加者の皆さんには「自主防災組織」「施設管理者」「市職員」のそれぞれの立場に分かれていただき、グループで協力しながら、次々と訪れる避難者を受け入れ、発生する様々な出来事に対応してもらいました。
グループワークでは、実際の避難所で起こりうる多様な課題を疑似体験することで、机上の知識だけでは得られない実践的な気づきや、異なる立場の人と連携・役割分担する重要性を体感していただきました。 各グループでは活発な議論が交わされ、参加者の皆さんの真剣な表情が印象的でした。
今回の研修を通じて、参加された皆さんがそれぞれの役割を再認識し、顔の見える関係を築く貴重な機会となりました。ここで得られた知識と経験を各地域に持ち帰り、今後の防災活動に活かしていただくことで、妙高市全体の防災力向上に繋がることを期待しています。